札幌の厳しい冬を乗り切るために、自宅への「融雪槽」の設置を検討し始めました。
ネットで調べると色々な方式が出てきますが、業者任せにすると必ず足元をすくわれます。今回は、プロの目線で徹底的にリスクを排除しながら検討したプロセスを公開します。
なぜ「地下水式」を真っ先に選択肢から外したのか?
札幌の融雪槽でよく提案されるのが、ランニングコストが安いと言われる「地下水式」です。しかし、我が家ではこれを真っ先に除外しました。理由は明確で、あまりにも「リスク(闇)」が大きすぎるからです。
- 空掘り(からぼり)リスク
地下水式は、地面を何十メートルも掘って水が出るか確かめる必要があります。恐ろしいのは、もし掘って水が出なかった場合(空掘り)でも、工事にかかった数十万円の費用は全額こちらの自己負担になるという点です。出るか出ないか分からないギャンブルに大金は賭けられません。 - 水質と水量の経年劣化
運よく水が出たとしても、数年後に水量が落ちたり、鉄分(赤サビ)の多い水が出てきて融雪槽や周囲のコンクリートが真っ茶色に汚れるトラブルが多発しています。 - 業者の質の低さ
地下水式の融雪工事を請け負う業者には、残念ながらアフターフォローがいい加減なところや、説明が不十分な職人気質の業者が目立ちます。
灯油式 vs ガス式(都市ガス・LP)のリアルな比較
次に検討したのが、確実に対象を溶かせる「燃料式」です。
長期出張などで家を空けることが多い我が家において、メンテナンスの手間がかかり、ノズルの詰まりや故障リスクがある「灯油式」は選びません。目指すのは、スイッチ一つで確実に動き、維持の手間が極めて低い「ガス式」一択です。
理想はランニングコストが安い「都市ガス式」ですが、我が家の地域に通っているかどうかが問題でした。
契約書の矛盾を突いた、過去のガス代交渉の強み
「LPガス(プロパン)は高いからダメだ」と思うかもしれませんが、我が家には秘策があります。
実は以前、現在のLPガス会社との間で、契約書に記載されていた「貸与設備の残価計算式」の矛盾を徹底的に突いて直接交渉した経験があります。結果として、現在のガス会社から「地域最安値クラスの限界まで引き下げられた単価」を引き出し、現在もそれを維持しています。
つまり、もし都市ガスがダメでLPガス式になったとしても、我が家ならコストを最小限に抑え込んで運用できるという計算が最初から立っていました。
まとめ:前編の結論
同じように札幌で融雪槽の導入を迷っている方、特に「地下水式ってどうなの?」と思っている方の参考になれば幸いです。
……と、この記事を書いている途中で、実は北ガスから正式な回答が届きました!
我が家の融雪槽計画は、ここから予想外の展開を迎えることになります。
北ガスの回答内容と、我が家が下した「最終決定」については、次回の【後編】で詳しく暴露します!